かねて念願であった日中文化交流イベント、
南風 ~「宇津保物語」に登場する中国古琴と書画展~が、
2013年12月1日の開幕式を皮切りに、2日~3日まで大田区民ホール・アプリコで開催されましたが、盛況のうちに無事閉幕を迎えることができました。
本イベント、および演奏会は、日中の友好と文化交流の促進が目的である為、無収益の活動でしたが、出演者全員の友情と熱意により、すばらしい演出をお客様にお届けすることができました。
これも主催者さまをはじめ、後援の方々やたくさんのご協力者の方々のご尽力と、お忙しい最中遠方よりご来場頂きましたお客様の熱い応援をいただけたことの賜物であり、感謝し尽くし得ない気持ちでいっぱいです。
一方で、宇津保物語の朗読の最後に引用書籍の紹介漏れがあり、関係者の方々にご迷惑をおかけするなどの無礼や、不配慮な点などがございましたことは、慎んで深くお詫び申しあげます。
これからも中国古琴の演奏を通じて、日中文化の交流が益々深まる有意義なイベントを企画、開催していきたいと思いますので、今後ともご声援、ご応援をどうぞ宜しくお願い申し上げます。
共同出展の芸術作家の方々、ご来賓の方々との記念写真
南風 開幕式会場 琴・書・画 展示ロビー
宇津保物語に登場する古琴が現代の技術を用いて見事に再現されました。12面の古琴についつい見入ってしまいます。(左上)
12面の古琴の名を3名の書家の方々に表現していただきました。
琴底には書体を忠実にあらわした琴名が刻まれています。(右上)
式は松原忠義大田区長の開会のことばで始まり、在日中国大使館総領事の刘亚明女士をはじめとする各界の著名な方々からご祝辞をいただきました。
松原忠義大田区長 在日中国大使館総領事の刘亚明女士
中国大使館への古琴謹呈式
開幕式には、100名を超える多くの方々にご来場いただき、豪華な食事を味わいながら、古琴の演奏を楽しんでいただきました。
▽大田区民ホールでの古琴演奏会
これからも、伝統文化の継承と日中の文化交流の促進に寄与していきたいと思います。古琴演奏の活動を通じて、ささやかでも日中友好の一助になることを願います。
皆さんのご支援とご声援を、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。
東京聴風琴社 代表 高 欲生