日頃、春風秋月をご愛顧いただき、ありがとうございます。
厳しい暑さの中、皆さま、いかがお過ごしでしょうか?
暑さに身体を無理なく順応させながら、
次の季節を自然に迎えていけるよう
日頃から中国茶を小まめに取りいれましょう。
今年の新企画として定期セミナー「中国茶と薬膳粥」(年4回・季節ごと)がスタートしました。
第2回一茶一湯一粥「夏編」は、
【体内に溜まった水分を出す】がテーマです。
夏の暑さで、自然と冷たい飲み物や食べ物を多く摂ってしまうと
内臓が冷え、気の巡りや代謝が悪くなり、体内に溜まった水分で体がむくみやすくなります。
そこで、今回は体に溜まった水分を外に引き出す中国茶、薬膳湯(スープ)、お粥をご用意しました。
[白牡丹]には、熱を取る作用と利尿効果がある為、
むくみを解消します。
また、動脈硬化や糖尿病の予防にも良いとされています。
あっさりした味わいでとても飲みやすく、透きとおった黄色が心を落ち着かせるような印象があります。夏の弱った胃に優しく作用する為、何杯でも飲める、この時期にお薦めのお茶です。
材料は、蓮の実・蓮の葉・人参・とうもろこし・鶏肉です。
鶏肉がスープの旨味を引き立て、蓮の葉が鶏肉の臭みや脂分を吸収しますので、さらっとあっさりした味付けで、とても飲みやすいスープです。
また、調味料は一切使用しませんので、胃に負担をかけません。
効果としては、清熱、解毒、デトックス効果、補血、補温効果やむくみの解消など。
ちなみに、とうもろこしの芯は、利尿作用を引き出す為、出汁として一緒に煮込みます。
最もお薦めしたいのが、このお粥です。
中国では、お粥は「世間第一補物」と言われ、世界の中で最も体に良い食べ物とされ、日常的に食べられています。お粥は健康を増進させる養生の食べ物です。
中医学には「薬補不如食補」(薬より食で体を補え)、「食補首推粥補」(食べ物ではお粥が一番)という言葉があります。
世界的に有名な漢方医、李時珍の「本草綱目」という書物には、『每日起,食粥一大碗。空腹胃虚,谷气便作,所补不细,又极柔腻,与肠胃相得,最为饮食之良。』という記載があり、朝にお粥を飲むことが薦められています。
お粥は、伝統的に五穀雑糧が用いられ、ゆっくりと時間をかけてスープ状になるまで炊き上げていくことから、お茶や薬と同様に「飲む」と表現されます。
お粥に使う薬膳材料によって、効用が変わりますので、摂取する人の年齢や体質などを考え、目的にあった素材を選ぶ事が大切です。
今回のお粥は、ハトムギ、赤小豆、小麦、白米が材料です。
豊富な食物繊維とビタミンを補給し、夏の活力を養います。
基本的にお粥は五穀雑糧が用いられ、ゆっくりと時間をかけてスープ状になるまで炊き上げていきます。
当店の薬膳粥は、素材の味がとことん引き立ち、素材本来の味を楽しむことができます。
また、素材が持つ真の味わいを発見できる良い機会となっております。
次回のセミナー、一茶一湯一粥「秋編」もどうぞご期待ください。
薔薇の甘く上品な香りと焙煎のきいた芳ばしい烏龍茶。
この二つのハーモニーは、素晴らしい風味を醸し出し
心身を豊かにしてくれます。
<< 効能 >>
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