1963年中国広州生まれ。
1976年~謝導秀先生、楊新倫先生、龔一先生、李祥霆先生に師事。
北京中央音楽学院への国内留学を経て、1986年広東省星海音楽学院の古琴演奏専科を卒業。中国古琴演奏コンクールで銅賞受賞。
1989年、古琴奏者として来日後、日本のお茶、お琴、古典文学などの日本文化を学びながら各地で古琴を紹介する活動や演奏会を展開。
「宇津保物語」の存在を知り、1400年以上前の日本において中国から渡来した古琴が日本人の心の中に深く浸透していたことに感銘を受け、源氏物語の研究者のもと、物語に登場する曲を再現するなど、独特の活動を通して、日中文化交流事業に尽力している。
2010年には、東京国立博物館特別展 「誕生!中国文明」 のテーマ曲として演奏が収録され、記念公演にも参加。
2012年、中日東京文化祭に出演。
最近は「東京聴風琴社」を設立し、古琴演奏の教育に力を入れている。
1年に1回、東京成徳短期大学の特別講座「琴と箏の調べ」にて演奏を行なう。
((※近年は、中国伝統の茶と古琴の調べを味わう茶楽会でも演奏。また、東京都大田区の催しで古琴を紹介する日中国際交流の活動は10数年に及ぶ。)
1月、広州市で開催された「嶺南大師楊新倫生誕105 周年」記念演奏会に出演。
3月、東急セミナーBEの講座「『源氏物語』と琴(きん)~失われた七弦琴の音色を求めて~」で日本に伝来した琴の音色を再現する演奏活動に携わる。
8月、中国で開かれた2004全国古琴大賽(中国古琴演奏コンクール)で銅賞を受賞、
二胡演奏家・程農化先生の来日15周年記念CDの演奏メンバーとして収録に参加。