一般社団法人日本古琴振興会代表理事であり、東京聴風琴社「生風流」家元である武井欲生が、
東邦音楽大学エクステンションセンターの講座で、講師を務めさせていただくこととなりました。
今から千三百年ほど前に中国より伝来した古琴が、日本の文化にどう溶け込み、愛されていったのかをお話させていただく予定です。
また、故事にちなんだ琴曲を、実際の演奏で聞いていただきます。
中国・日本両国の漢詩や古典文学に深く関わり、
最近では映画やドラマで目にする機会も多くなった「古琴」の世界を、覗きにいらしてみませんか。
奈良時代に日本に伝来した「古琴」が、貴族たちの中に浸透し、「宇津保物語」や「源氏物語」に登場し日本文化の中に取り入れられた歴史と、武士の時代に衰退し、江戸時代に再興した史実を概説します。また、音の特徴や「筝」との違いについて解説いたします。
邦楽とも違う歴史を歩んでいる「古琴」であるが、ヴォイジャーにも記録されている「古琴」を一般の方々に教養として周知して頂くことを最大の目的とし、日本でも楽器として再興する礎となる講義を目指します。
文京キャンパス
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東邦音楽大学エクステンションセンター