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琴遊茶会  * 2016 *

2012年9月

ご好評いただけております、お茶と古琴の演奏を楽しんでいただけます演奏会を【琴遊茶会】と銘打ち本年より定期的に開催してゆきます。

ゆったりと心地よく寛いで頂ける時をご提供できればと思います。

開催は、偶数月(2 / 4 / 6 / 8 / 10 / 12月)の第1土曜日
春風秋月サロン1階集会室にて13時~15時を予定しております。
参加費1,000円より(参加人数により変動があります事ご了承ください)

尚、お好みでお茶菓子の持ち込みをいただけます。

皆様のご参加を心よりお待ちしてます。

琴遊茶会 『琴の遊びと琴曲の紹介』

茶葉と演目
 2月6日 紅茶
「春暁吟」 「梅花三弄」
 4月2日 緑茶
「林鐘意」 「碧潤流水」
 6月4日 台湾茶
「憶故人」 「懐古」
 8月6日 白茶
「流水」 「高山」
10月1日 単叢
「秋風詞」 「平沙落雁」
12月3日 普洱茶
「酒狂」 「龍朔操」

ご参加をご希望の場合は、以下のボタンからご予約できます。

お茶席の参加予約

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演奏曲のご紹介

碧澗流泉(へきかんりゅうせん)
山間で湧き出た水が河を流れ、大海に達するまでを表現した曲。中盤には明るいリズムが用いられている。
流水(りゅうすい)
川の水が山から、涓涓として時に急に時に緩慢に、時に渦巻いて、最後に海へ辿り着く様子を巧妙に表現している。1977年、この曲は、人類を代表する名曲としてアメリカの宇宙探索船に乗って宇宙に打ち上げられました。
酒狂(しゅきょう)
作曲者の阮籍(二一〇~二六三)は、魏時代の竹林七賢のひとりで、司馬昭一族の迫害に遭い、酒に溺れて真情を隠す日々を過ごした。この曲は阮籍が酒に酔い、千鳥足になっている様子を表現している。
龍朔操(りゅうさくそう)
漢の宮女、王昭君の曲。「昭君怨」ともいわれる。王昭君の元帝との別れの悲しみ、目を潤ませながら漢宮を辞す様子を表現している。

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琴 豆知識

甲骨象形文字の中に「琴」の文字が発見され、同様に木に絹の弦が張ってある象形文字として「樂」も発見されています。
約三千年以上の歴史ある楽器として「琴」が存在したと言われています。
「樂」は、音楽を楽しむことの意としているとされ、その楽しむ楽器として「琴」が有ったと言われています。

古代の文人君子の必修として「琴」「棋」「書」「画」があり、その中で「琴」は、重視されていました。
儒家の教えでは、音楽は、情操教育を培うものといわれてきました。
孔子・司馬相如・王維・白居易・蘇東坡等は、過去の文人で「琴」の名人と言われました。

古代より「六藝助茶」と言われています。
「六藝」とは、「琴」「棋」「書」「画」「詩」「骨董品」を指します。
また、「清香」「清純(水)」「清潔(茶具)」「清雅」が揃うと茶の絶品とされ、「雅音」「雅韻」「雅意」「雅境」が揃うと樂(=琴)の絶品とされました。

茶と琴が融合(「清雅之絶」)すると最上の取合せだと感じる次第です。

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