紫陽花の美しい季節になりました。皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
さて、恒例となりました‐ 音楽茶会 夏の調べ ‐を以下のとおり開催いたします。
聴風琴社に新たなメンバーも加わり魅力を増した古琴の演奏を
今回は、“水”をテーマに暑い夏に涼やかな水の流れを感じる【水の音】と題し
季節のお茶、お茶請けと供に楽しんでいただける会を予定しております。
古琴の音色を楽しまれながら…
お茶、お茶請けを楽しまれながら…
古琴や中国古代文化に興味をお持ちの皆様との交流と親睦を深められる機会となりますよう心よりご参加をお待ちしております。
本イベントへのご参加をご希望の場合は、以下のボタンからご予約できます。
甲骨象形文字の中に「琴」の文字が発見され、同様に木に絹の弦が張ってある象形文字として「樂」も発見されています。
約三千年以上の歴史ある楽器として「琴」が存在したと言われています。
「樂」は、音楽を楽しむことの意としているとされ、その楽しむ楽器として「琴」が有ったと言われています。
古代の文人君子の必修として「琴」「棋」「書」「画」があり、その中で「琴」は、重視されていました。
儒家の教えでは、音楽は、情操教育を培うものといわれてきました。
孔子・司馬相如・王維・白居易・蘇東坡等は、過去の文人で「琴」の名人と言われました。
古代より「六藝助茶」と言われています。
「六藝」とは、「琴」「棋」「書」「画」「詩」「骨董品」を指します。
また、「清香」「清純(水)」「清潔(茶具)」「清雅」が揃うと茶の絶品とされ、「雅音」「雅韻」「雅意」「雅境」が揃うと樂(=琴)の絶品とされました。
茶と琴が融合(「清雅之絶」)すると最上の取合せだと感じる次第です。